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- 2024/3/15掲載
- R6年度入試合格実績を掲載しています。
はじめまして。青山ゼミ塾長の青木義弘です。
ウェブサイトに目を通していただき、本当にありがとうございます。
青山ゼミのことを少しでもご理解いただけたら幸いです。
目標を達成するためには、自分に厳しくなければならないということを肝に銘じて下さい。
一生懸命努力したからといって、入試に必ず合格できるわけではありません。ただ、人生の中で2,3回経験するであろう受験というイベントは、自分の弛んだ精神を鍛え上げるちょうどよい機会です。
「目標に向かって努力する」という、この単純で成し遂げることが難しいものに、全力でぶつかって下さい。
きっと、そこで強い精神力を身につけることができ、今後の人生で活かせるものを学べるはずです。
どんなことでも、一挙に成り上がることはありえません。必ずどこかに無理が生じて来ます。全ての事は一歩一歩成就することが望ましいのです。
自分の力で一歩一歩前進するときに、きっと何か得るものがあるはずです。
ゼミの方針は、一言でいうと「厳しい親身の指導」です。
成績の良い悪いは、頭の良い悪いよりも、その子がどれだけ自分に厳しいか、辛抱できるか、ということだと思います。これは、成績不振者に共通して言えることが、本人の責任感の欠如、つまり、けじめのなさだからです。これはハッキリ言って、小さい頃からの家庭で行われるべきしつけがきっちり行われていないことが原因となっています。要は、過保護及び親の子どもに対する教育(勉強のことではありません)の自信の無さなどが原因です。甘やかすのは簡単です。しかし、厳しくするのはかなりのエネルギーが必要です。今後もゼミでは、辛抱がきかないゼミ生は徹底的に鍛え直していきます。
これらの状況をゼミでカバーするために、ゼミでは厳しく指導します。
ゼミ生の中には、いままで過保護に育てられてきた生徒には、厳しい指導が耐えられない子もいると思いますが、本人たちには直接授業中にも伝えてあるように、ゼミをやめるのも続けるのも自由です。やるのは自分自身です。困難に向かって努力するか逃げ出すか自分で腹を決めて下さい。
ゼミは設立以来、広告や宣伝を一切せず紹介がある方しか入塾できませんでした。というのは、中学生ぐらいの年頃になると親のいうことは聞かず、友人に良い意味でも悪い意味でも影響されやすくなるからです。
このため、ゼミでは紹介で入塾した良識あるご家庭の向上心を持った選ばれた生徒たちのみが入塾しています。自分一人だけではどうしても続けられない勉強も、ゼミの仲間たちといっしょなら、自分が挫けそうになった時でも仲間が努力している姿を見て、奮い立つことができるはずです。
また、自習室では中学受験を目指す小学生と一緒にゼミOB生が勉強したりしています。是非自習するときは、自分とこれらの先輩たちとは何が違うのか、自分の五感で感じ取って下さい。
本来勉強とは自分でするものです。自分でわからないことを辞書や参考書などで調べ、覚え理解し、それを応用できるように問題を解いて確実にマスターするのが勉強であり、時間もかかり面倒くさいものです。
しかし、最近の学習塾でよく見受けられるのは、生徒に試験に出ることのみをプリントで配布し、それを生徒に丸暗記させ、テストで良い点をとらせるという本来の勉強とはかけ離れた、生徒にとっては全く勉強になっていない方法で、ただ点数をとらせることのみを目的にしている他塾も多数あります。
こんな方法で丸暗記ばかりして、真の実力がつくのでしょうか?絶対につきません。このような、自分は何一つ調べたり理解したりという苦労をしないで、他人がまとめたことをただ丸暗記することは勉強ではありません。また、点数をとることだけが勉強ではありません。皆さんも経験があると思いますが、人から聞いて教えてもらったことは忘れやすいですが、自分で考えたことや調べたことは時間がたってもなかなか忘れません。そして、自分の力で新しい課題を習得できたという成功体験により、自分の中に自信と意欲がじんわりと湧いてきます。ゼミでは受け身の勉強はさせず、自学自習する方法を教え、「勉強は自分でするもの」ということを徹底し、自己解決能力を伸ばしたいと考えています。
小学生や中学生の時に、受け身の勉強ばかりをしていた生徒は高校では必ずと言っていいほど伸びなかったり、落ちこぼれたりします。高校の自主的な勉強になると自分が何をどう勉強したらよいのか、またどうやって勉強したらいいのかさえわかってなく、学校の授業についていけなくなり、誰かに手取り足取り指導してもらわないと何も勉強ができないという子が多いのです。
何でも他人が用意してくれたり、指示してくれたりするという状況に慣れてしまうと、将来困難にぶつかったときに自分で考え解決することができなくなります。将来仕事をする上でも大事なことはトラブル解決能力です。企業でも最近、「上司の指示がないと自主的に何もできない若手社員が増えてきた。」と、よく指摘されるところです。十数年前のような、前例をただ踏襲していけばよい時代や年功序列が重視されていた時代には、そのようなマニュアル方の人間もよかったのかもしれませんが、これからの厳しい実力重視の時代には全く通用しません。
ゼミではこのようにならないためにも、小学生や中学生の内に勉強は自分でやるということを徹底的にたたき込みます。自分で勉強できるようにそのやり方をきっちり教えます。
さて、私が青山ゼミをやってきて、是非言いたいことがあります。
それは、「絶対あきらめるな、ねばれ!」ということです。
(恋愛については、あてはまるかわかりませんが・・)
物事はあきらめたら終わりです。
その時点で自分の願いがかなうことは絶対ありません。
途中で投げ出さず、やり続けるしかないのです。
勉強だって同じです。
成績がすぐに上がらないのは当たり前です。
あきらめずにやり続ければ、必ず上昇します。
肝心なことは、結果が出るようになるまで辛抱して努力を続けられるかということです。
しかし、実際はなかなかできることではありません。
それに耐える強い精神力が要求されます。
今の子どもたちは甘やかされて育った子が多いと感じます。
すぐに結果を求める精神的に弱い子が多いようです。
これは見方を変えると、
親が子どもにかまいすぎた結果子どもを弱くした、とも言えます。
親が良かれと思ってしたことが、かえって子どもを駄目にしている場面によく遭遇します。
例えば、きついことからすぐ逃げ出すような精神力の弱い子が、
努力もせずに「ついていけないから塾をやめる」と言い出します。
(ゼミは絶対に引き止めません。勉強する以前の問題です)
それをキチンと叱り飛ばし励ます親もいれば、子どもの言いなりの親もいます。
親というものはつくづく大変で難しいものだと思います。
精神的に強くなるためには、いろいろな経験をするしかありません。
入試もその一つです。
人生何がいいかわからないものです。入試に落ちたって、死にはしません。
大事なことは、マイナスと思ったことをいかにプラスとして捉えられるかということです。
自分に生じたことや降りかかったことは、すべて正しいと思えるようになりたいものです。
私自身のことを述べます。
私は小学5年生の時から塾に通いました。
自分が塾に通ってみて思ったことがあります。
それは
いくら塾に通ったって、自分で勉強しなかったら学力はつかない。
ということです。
当たり前のことですが、この事を分かっていない子や親もいます。
塾の広告の合格実績を見て「その塾に通えば志望校に合格する」と思い込んでしまいます。
現に私もそうでした。「塾に行っているのだから、成績は上がる」と思っていました。
しかし、結果は散々たるものでした。
このとき通っていた塾は宿題も出なかったので、私は全く勉強しませんでした。
母親からは「お金の無駄だから、勉強しないのならやめてしまいなさい」とよく言われていました。
自分から勉強をしないタイプの子が、宿題も出ないような楽な塾に通っても、勉強するようになるわけがありません。
中学1年生からは、その当時とても有名だった塾に入りました。
そこは入塾試験があり、私は補欠で合格しました。つまり、ドベの成績での入塾です。
入塾当初は悲惨でした。
成績が悪いので、日曜日に母親といっしょに呼び出されてさんざん説教されたときもありました。
当時のその塾は先生方が厳しくて宿題も異常に多く、よくビンタされたり、棒で叩かれたりしました。
やめていく同級生もいましたが、私はなぜか好きで休まず通いました。
中学3年生のとき、受験直前の冬休みは、毎日、正月も休まず、1日20時間以上勉強しました。
というより、させられました。
「やればできる」と本当に思えるようになったのはこのときでした。
やはり、いくら他人に言われても、自分自身が限界と思っていたことを乗り越えるだけの努力をしないと、
本当に「やればできる」とは感じないのかもしれません。
今振り返って考えると
中学生時代に厳しい環境の中で学習できたことで、根性がついたと思います。
しかし、勉強のやり方は良くありませんでした。
塾のプリント(要点だけ書いてありました)をただ丸暗記するだけでした。
当時の福岡県の高校入試問題は今に比べて簡単だったので、丸暗記でも合格することができたのです。
私には、こんな受け身の勉強習慣がついてしまっていました。
だから、自分で勉強することができず、高校の勉強に全く対処できませんでした。
同じ塾出身の友人もそうでした。
ただ点数をとる事だけを目的とし、塾の用意してくれた試験に出そうな対策プリントを丸暗記するだけでは、
高校に入ってから本当に何もできなくなります。
自分の頭を使って、もがき苦しんで要点を理解したり、見つけ出したりする真の勉強をしておくべきだったと、私が気づいたのは浪人してからでした。
ゼミでは、私のようなことにならないためにも、
習っていないことを自力で考えたり調べたりして予習し、
そして授業で説明を聞き、
問題を解いて知識を定着させる、というやり方をしています。
確かに、塾が要点をまとめたプリントを用意してくれて、それをただ丸暗記するほうが、楽で時間もかからず、点数もとれるかもしれません。
しかし、本当にそれが勉強なのでしょうか?
絶対に違います。
私はその楽な方法でやってきて明らかに失敗しました。
浪人してやっと気がつきました。
その時は「今までなにをやってきたのだろう」と、非常にショックを受けたことをハッキリと覚えています。
ゼミ生にはこのような思いをさせたくありません。
きついかもしれませんが、自分の頭と手を使う、面倒くさい勉強をして下さい。
勉強は本来、参考書や辞書を引いたり、調べたりと面倒なものです。
このとき、いらいらせず辛抱してやり遂げられるかどうかがポイントです。
習っていないことを自分で理解するのは大変なことです。
しかし、そこで「絶対に理解してやろう」と頭をフルに使って集中して考えているとき、まさに賢くなっているのです。
このような経験を積み重ねたら、大人になって仕事をするときでも
「やったことないからできません」などと、情けないことを言わないで済みます。
青山ゼミは今後も、厳しい環境のきびきびとした塾でありたいと思っています。
厳しいといっても、生徒がやるべきことをキチンとやるようにするだけです。
また、他塾のように受験テクニックばかり教え込み、
定期テストで点数をとる事だけを目的にはしません。
生徒に勉強を自分でできるように指導していく塾でありたいと思っています。
ゼミ生の皆さん、勉強は自分でするものです。
先生達はやり方を徹底的に教えます。
あとは自分で試行錯誤しながら努力してください。
試行錯誤して苦しみながら努力することこそが、大切なのです。
ゼミには、本当に素直な子ども達が集まっており、
保護者の皆様の日頃からの教育の賜物であると思っております。
これから先、子どもたちは入試という人生の分かれ目へと挑んでいきます。
入試というものは、本人はもちろん、親にとっても非常に大きな試練となります。
そこで、今回は敢えて保護者の皆様へ「檄文」を出させて頂きます。
もう既に心得ている方も多いと思いますが、ご一読頂けたら幸いです。
子どもは、小学生から高校生の時期に、肉体的にも精神的にも大きく成長します。
ただし、精神的な成長には、非常に大きな個人差があると言わざるを得ません。
精神面の成長に大きく関わるのは「親の家庭での教育」です。
最近は自主性のない子供が増えていると言われています。
この自主性が将来の自立へとつながっていくのですが、自主性が育たない子どもの一番の原因は、親が管理しすぎていることです。
子どもの生活や学習、すべてに親が関与し、管理する。
このことで子どもは自ら考える力が育たず、最終的には言われたことしかできない大人へと「見た目だけの成長」をしていきます。
学習に関しても、入試で合格するのは「自分で勉強してきた子ども」です。
勉強は本人がするものであり、やらされた勉強と自ら行った勉強では、時間は同じでも質の違いは歴然です。
たとえやらされた勉強で合格できたとしても、その後、更に高度な学習内容になったとき、更には社会に出たときにどうなるかは想像に難くありません。
ゼミでも長年、色々なお子様を見てきましたが、しっかりしていると言われている子どもは、親の干渉が少ない場合が多いです。
子どもの自主性を育てるためにも、「親の干渉」をできるだけ減らすことを心がける必要があります。
入試を例に挙げてみましょう。
入試は、誰にとっても未知のものですから、いくら成績が良い子どもでも、不安に感じるのが当然です。
そのときに、子どもが一番信頼している親が不安になっていると子どもも不安になってしまいます。
子どもが自信を持てるようになるためにも、まず親が覚悟を決めてください。
入試は、子どもが大人になるための試練であり、精神的に大人になるチャンスです。
その大舞台に、子どもが自信を持って臨めるように、
まず親が自信を持って、子どもの成長を楽しみにするぐらいの気持ちで子どもに接してください。
青山ゼミには、勝利の方程式というものが存在します。
これを見ると、勝利までの道のりの一番根底に「努力」があります。
これは当然、やらされるものではなく自ら行う努力です。
逆に言えば、この自ら行う努力が土台にあれば、勝利へと道がつながっているということです。
しかし、この努力の段階が、親にとって最も関わることができる段階になります。
ここで親が子どもを温かく見守り、子どもの自主性を伸ばしてあげることで、子どものしっかりとした土台を築き上げることができるのです。
もし逆に、ここで親の干渉が入ってしまった場合は、言うまでもありません。
土台の弱い建物は、絶対に完成することはありません。
子どもに関与しない、管理しない。
実際は非常に難しいことです。
特に第一子のお子様の場合は、親としても経験が浅く、本当に神経を削られる想いではないかと思います。
「実際できないよ!」
「口を出さなかったら子どもの状態がもっと悪くなってしまう!」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、子どもに口出しをしていると、親の子どもに対する見方が気付かないうちに変わっていってしまうのです。
子どもに口を出すということは、子どもの悪いところを注意するということです。
これを繰り返すことで、親自身が、子どもの悪いところしか見付けられなくなってしまいます。
子どもの良いところよりも悪いところが気になってしまい、最終的には子どもの良いところが見えなくなってしまう。
これでは悪循環です。
例えば、子どもがテストを受けて、算数の点数が上がり、逆に国語の点数が下がったとしましょう。
このときに、子どもに口を出し続けている親は、点数が上がった算数より、下がってしまった国語が先に目に付いてしまい、結局注意してしまう、ということが起こります。
冷静に考えれば、点数が上がった算数を褒めてあげるのが大切なのは誰にでもわかることです。
このように、口出しをすることで、子どもの成長を妨げるだけでなく、親自身の親としての成長も止まってしまうのです。
成長が止まるというより、むしろ後退と言えるでしょう。
最も恐ろしいのは、親自身がその状態に気付かないことです。
悪循環に陥らないためにも、普段から子どもの良いところを見付けて褒めてあげるよう心がけていきましょう。
そうすれば、今までなかなか見えなかった、子どもの良いところをどんどん発見できるようになり、自然と子どもに口を出す回数が減っていくことでしょう。
そして子どもは自発的な行動ができるようになります。
この好循環が理想的な教育です。
冒頭でも触れましたが、入試とは子どもにはもちろん、親にとっても試練だと思います。
子どもが成長すると共に、親も親として成長する。
まさに教育は「共育」です。
子どもを見ていると、その親がどのような育て方をしているか、つまり、その親自身がよくわかります。
実際に第二子、第三子の子ども、また、精神的にしっかりしている子どもの場合には、悠然と構えていらっしゃるご両親が多いです。
「子どもに任せていますので・・・」と、その達観には頭が下がります。
ゼミとしても、学ばせて頂くことばかりです。
きっと、ご両親も、お子様と共に学んでこられた結果だと思います。
自分を見つめる意味でも、自分の子どもの様子を見つめてみる必要があります。
今まで子どもをどう育ててきたのかが見えてくることでしょう。
子育てを長年されてきた保護者の皆様に対して、色々と失礼なことも書いてきたかもしれません。
冒頭でも触れた通り、ゼミ生は本当に素直な子どもばかりです。
そのゼミ生を見ていれば、皆様が素晴らしい育て方をされてきたことがよく分かります。
しかし、上記の内容は、誰もが陥りやすい事です。
もしよろしければ、機会がある度に上記の内容を思い出し、育て方について見直して頂けたらと思います。
お子様の教育という長い道のりの中、お子様について不安や苦悩にさいなまれる事もあるかと思います。
ゼミは保護者の皆様と共に、お子様の成長を見守っていきたいと願っています。
もしも困ったとき、不安なときなどは、是非ゼミまでご連絡下さい。
スタッフ一同、お子様のために全力でお手伝いさせて頂きます。