青山ゼミ ー 福岡市早良区の特別進学塾

青山ゼミの夏期講習

今年も夏期講習の時期がやって来ました。

日程は令和6年7月19日(金)〜令和6年8月26日(月)です。
夏期講習期間中の自習室は、午前10時〜午後11時まで、13時間も開放します。

志望校合格にむけて誰もが勉強する夏休みです。だからこそ、他の誰よりも勉強しましょう。
詳細はお電話にてお問い合わせください。

夏期講習スケジュール

タップ(クリック)で拡大できます。

檄文「いつ種をまきましたか?」

毎年、中学3年生の受験生を見てきて、思うことは「早い時期から準備を始めればいいのに」ということです。
受験生本人からも「もっと早くから、勉強を始めておけばよかった…」と後悔の言葉をよく耳にします。
人間はやはりその状況に追い込まれないと、気が付かず準備をしないものです。
また物事は一挙に成り上がらないものです。
つまり、いきなり勉強量を増やしたからと言って、急に学力はつかないということです。
修猷館高校を確実に合格するレベルになるには、小学4年生から四谷大塚レベルの勉強をしてほしいというのが青山ゼミの考えです。
中には、優秀で根性のある生徒が、短い期間でガンガン実力をつけ合格する場合ももちろんあります。
受験はある意味、作物を育てることと似ているかもしれません。

スティーブン・コヴィー著
『7つの習慣』より

農場で場当たり的な詰め込み主義で作業することの愚かさを考えたことがあるだろうか?
春に種まきを忘れ、夏は遊び呆けていて、秋になってから収穫を得るために必死になって頑張る。
農場は自然のシステムである。必要なつとめを果たし、作業を行わなければならない。
蒔いたものしか刈り取ることはできない。

そこに近道はない!

中学3年生の受験生になって、慌てて種をまいても、すぐには生長しません。
入試までに生長が間に合わないので、収穫(合格)はできないということです。

どんなことでも、一挙に事が成り上がることはありません。
また、一挙に事をなそうとすれば、必ずどこかに無理が生じてきます。
すべての事は、一歩一歩成就することが望ましいのです。
つまり、急激に伸びていくことは嬉しいことですが、どこかで歪みが生じます。
企業や飲食店でもよくあることです。
流行(ブーム)に乗って、支店や店舗を急激に増やしても、人材育成などのソフト面の成長が追いつかなくて、品質やサービスが低下し、倒産や廃業を余儀なくされる場合も見受けられます。
成績も同じかもしれません。
日々の努力で一歩一歩成就していくことが、確実な実力をつけます。

もう一つ、お伝えしたいことは、考え方のレベルを上げるということです。
青山ゼミの31年の歴史の中に、優秀な生徒たちがいました。
大学では東大や京大を始めとする難関大に進学していった生徒たちです。
その生徒たちが中学3年生の受験生の時は、修猷館などの難関校への合格が目標ではありませんでした。

彼らは修猷館に入学した後、学年で10番以内に入れるか、トップクラスにいけるかということを考えていました。
言い換えれば、修猷館に合格するのは当たり前、落ちるわけがない、入学後が大事だという認識です。
その生徒たちは、青山ゼミで学校の定期試験対策のプリントを出されたとき、「ここは今度の試験範囲ではないからしなくてもいいですよね?」みたいな発言をすることはありませんでした。
「試験範囲ではなくてもやっておこう!」という考えです。

これとよく似たことがあります。
合格した受験生は「あまり勉強してないのに合格しました!」と言い、不合格の受験生は「あんなに勉強したのに不合格になった…」と言います。
意外に思われるかもしれませんが、合格発表の後に生徒たちからよく聞くことです。
この理由は、目標レベルの設定時における判断の違いです。

合格者は自分がやろうとした目標の75%くらいしか出来ていないので「あまり勉強していない」と発言します。
不合格者は自分がやろうとした目標の95%くらい出来ているので「勉強した!」と発言します。
しかし、最初に設定した目標のレベルが違いすぎます。
不合格者は、最低限の努力しかしようとしません。
このようなレベルの低い目標では、100%出来たとしても合格ギリギリのボーダーラインです。

楽をすることばかり考えるより、もっと上を目指す考え方をしてほしいものです。
今の世の中も、いかに楽に便利にしていくかということが主流です。
もちろん、大切なことです。
しかし、勉強くらいは楽な方法ばかり考えるより、きちんと本腰を入れて長時間努力してください。
そこから、きっと自信がついてくるはずです。

勉強するのは判断力をつけるためです。
今からの人生、たくさん判断しなければいけないことが出てきます。
どの学校に行くか、どこに就職するのか、誰と結婚するのか。
会社でも役職が上がれば上がるほど、判断することが増えてきます。
会社のトップである代表取締役の立場は、毎日が判断の連続です。
自分の人生において、的確な判断ができるようになってほしいものです。
だからこそ今、勉強することが大切なのです。

青山ゼミは、大手塾ではありません。
例えるなら、ロケットの部品をつくる技術力のある小さな町工場でありたいと思っています。
大工場のような大量生産は出来ませんし、するつもりもありません。
青山ゼミの授業をする社員は、町工場の頑固な職人気質で日々、授業にあたっています。

ここまでお読みいただき、「種をまくのが遅かった」と後悔される方もいるかもしれません。
しかし、青山ゼミには、その種を速く生長させるための肥料である、31年間蓄積された「秘伝」があります。
夏期講習では、その秘伝を生徒たちに存分に伝えていきます。