青山ゼミで学んだリーダーシップ
こんにちは。
私は、将来中学校の社会の教師になるために西南学院高校から福岡教育大学の教育学部中等教育教員養成課程社会科専攻へと進学した梅田倭です。
私は小さい頃から野球が大好きで、小学校の頃は高取少年野球クラブに所属し、高取中・西南学院高でも野球部に所属していました。
中学・高校の時は、部活と勉強を両立させることはとても大変でした。特に夏の大会の前は部活の練習がとてもハードになり、また勉強もしなければならず、体がクタクタだったのをよく覚えています。
しかし、根性で乗り切ることができ、自分に自信をつけることができました。
この青山ゼミの方針でもある文武両道を成し遂げることができた自信と根性があったから、この春に現役で福岡教育大に合格できたのだと思います。
将来、中学校の先生になった時は、野球部の顧問になりたいと思っています。そして、生徒たちにいかに文武両道が大切であるかということを教えたいです。
私はこの青山ゼミで色々な事を学んできました。今回、その中の一つである「リーダーシップをとることの大切さ」について書いていこうと思います。
私は、小学校6年生の秋頃から高校を卒業するまでずっと青山ゼミにお世話になってきました。入塾する時に父と塾長と私の3人で面談があったのですが、その時、私は塾長とある約束をしました。
それは、「中学校で必ず生徒会長になる」ということです。
私の父が学生の頃に生徒会長をしていたということを塾長は知ると、
「お父さんがなっていたなら、倭も中学生になったら高取中で生徒会長になってみろ。もしもなることができなかったら、青山ゼミを退塾な。これは男と男の約束だから、絶対に守れよ。」と言われました。
この時のことは、今でもしっかり覚えています。その場では「分かりました。」とは言ってみたものの、正直あまり自信はありませんでした。事実、今まではみんなの先頭に立つということもなく、また、立とうとも思いませんでした。
しかし、青山ゼミで過ごすようになって、春夏に開催される合宿などのたいへん楽しい行事も経験し、そして何と言っても自分の成績がどんどん上がっていくのが分かってきて、毎日が充実していたため、青山ゼミが自分にとって本当に大切な場所だということを感じるようになっていきました。
そこで、どうしてもゼミを辞めたくなかったため思い切って生徒会長に立候補したところ、見事当選することができました。
そして、そのことを塾長に話すと、自分のことのように喜んでくださって、改めて男と男の約束を守れたのだなあと実感しました。
それから一年、高取中の生徒会長として任期を全うするまで色々な事を学びました。人の先頭に立つことの重大さ、また、それによっての達成感、充実感など、本当に貴重な体験ができたと思っています。また、人の前に立つ役職であるため、自分は常に生徒の模範でなければならないという意識が自然に生まれて、自分自身にも磨きがかかりました。実際に、もともと私はとてもずぼらな性格でしたが、生徒会長になってからは少し改善されたと思います。
青山ゼミでは、生徒にクラスなら学級委員、部活ならキャプテンなど、何かしらのリーダーになることを薦めています。ゼミの先生方から薦められたその時は、ぜひ勇気を出して立候補してみてはどうでしょうか。もちろん立候補するには相当な勇気が必要ですし、苦労もします。しかし、絶対に後悔だけはしないはずです。これは実際に体験してきた私が保証します。
確かに、何もせずに先頭についていくことはとても楽で、何の責任も負わずに済むかもしれません。しかし、人とは違う立場に立ってこそ、人とは違う経験ができるのではないのでしょうか。少なくとも私は、こうして得られた経験を通して一回りも二回りも大きくなれたような気がします。何より、自分に大きな自信がつきました。
私に大切なことを教えてくださった塾長をはじめ、青山ゼミには本当に感謝しています。この場を借りてお礼を申し上げます。
そして、これからはスタッフとして、私が青山ゼミで得たものを生徒の皆さんに伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。