ストレスのない受験生活
私は「青山ゼミ」に入る前の中学1年生の2学期頃、学校の成績は約350人中300番くらいでした。その頃は、大手有名塾に通っていて、クラスは1番レベルの高いクラスのすぐ下のクラスでした。その塾に通っていても成績が上がらず落ち込んでいた私は、友人の権藤君の誘いを受けました。塾はどこでも同じだと思っていたけど、権藤君の話を聞いていると、ゼミは夏キャンプがあるし、先生達はおもしろいなどと長々と語ってくれました。
そして、親に思い切って「青山ゼミ」のことを話してみると、直ぐにOKがでました。実は親もゼミのことを知人に聞いていたようでした。
それからです。私の成績は一気に急上昇、約350人中50番、良い時は30番以内までくい込みました。これも、青山ゼミで中間・期末対策をしてくれたおかげだと思います。かなり厳しかったけれど、「自分のためになる。」と思うと、この厳しさは有り難いものでした。しかし、調子に乗ってしまい、「7時30分にはゼミに来い。」と言われているのに、野球部のレギュラーだったので「部活で遅くなった。」と言い訳をして、9時ごろに来た時もありました。今思うともったいないことをしたと後悔しています。
期末テストや中間テストは「その場限りの勉強」でよくても、入試は違います。塾によっては、定期テストの対策ばかりで、内申書は良いけれど実力がない人もいます。今年の入試でも内申点42で修猷館に落ちた百道中の人がいました。入試は今まで3年間やってきたことを全てぶつけなければなりません。だから毎日、少しずつでもいいから、勉強する癖をつけておいたほうが良いです。こんな私が東明館高校や西南学院高校に合格できたのは、3つのやり方があったからです。
1 ライバルをつくる。
これは本当に役立ちます。私もゼミに入りたての頃は、下の方で順位を競っていました。順位が上がる度にライバルを上に上に上げていきました。
2 テストで科目別の目標点を立てる。
目標点に達しなかったテストを見直すと、自分の苦手分野がすぐにわかり、その分野を集中して勉強することで、詳しく理解することができます。
3 絶対にあきらめない。
これは受験生にとって、一番大事なことかもしれません。私も小学生の時に、 西南学院中学校を受験したことがあります。その時は大手有名塾に通っていまし
たが、結果は全くといっていいほどダメでした。そのために「西南は難しい。」 と思い込んでいました。しかし、ゼミの先輩達が当たり前のように西南に合格
していくのを見て行くうちに、「西南に行きたい。」と思い始めました。そして、 ゼミで鍛えられて、あきらめずに努力したので合格できました。
この3つのやり方を上手くこなせば十分だと思います。
しかし、勉強をしていると、やっぱりストレスが溜まります。
他の塾でもさすがにストレスをなくす対策はありません。でも「青山ゼミ」には対策があります。生徒全員を焼肉やラーメンを食べに連れて行ってくれたり、週末にはブラックバス釣りをしに、遠くのダムや湖に車で連れて行ってくれたりしたので、ゼミの先生達は友達のような感じでした。このためか、ストレスは全くと言って良いほど溜まることはありませんでした。連れて行ってもらってない人は、思い切って聞いてみて下さい。
その他には、やはり夏の合宿の思い出が忘れられません。学校のように規則に縛られるのと違い、本当の自由というものを感じました。これは他の塾にはないスタイルだと思います。
話は戻りますが、私の受験を振り返ってみて大事だったと思うことは、「自分に厳しくする。」ということです。私も過去問で十分な点数をとって、このくらいで良いだろうと調子に乗って、勉強を怠けた時もありました。しかし、すぐに怠けたツケが回ってきて、崖っぷちに立たされたこともありました。その時は今までの何倍も勉強しました。その頃ゼミの先生が言っていた「勉強量=集中力×時間」を実践しました。
西南学院高校の合格発表の日、先生に、「おめでとう。」と言われた時、涙が出そうになりました。その夜、フトンに入った時、「終わった。」と思いました。
本当に良い経験をしました。これも「青山ゼミ」のおかげです。後輩のみなさんはこれからも頑張って下さい。