青山ゼミ ー 福岡市早良区の特別進学塾

合格体験記

早稲田生活、教えます。

私は中学・高校・浪人時代に青山ゼミにお世話になり、現在(※執筆当時)は早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科に通う2年生です。
今回、「大学生活ってどんな感じなんだろう?」という疑問に少しでもお答えできればということで、私の大学生活を構成する要素のいくつかを紹介させていただきたいと思います。

1.家探し

私が通っているキャンパスは早稲田キャンパス・戸山キャンパスで、最寄り駅として東京メトロ東西線の早稲田駅があります。早稲田から1駅でJR山手線の高田馬場駅に出られるため、一人暮らしの学生の多くは、大学から徒歩で通える距離の地点か、高田馬場を軸足として山手線・西武新宿線・中央線・東西線などの沿線に住んでいます。具体的には、早稲田・高田馬場・新宿・中野・目白・落合などのケースを多く聞きます。大学から徒歩・自転車で通える立地条件で家を探す場合、知人の多くは家賃6~8万円ほどを基準として探したそうです。私の場合は、三鷹市にある、大学までは徒歩時間含めて40分の地点にある寮に住んでおり、家賃・定期代を合わせて5万5千円ほどです。一人暮らしの学生としては大学から少々遠めの立地になりますが、定期圏内に吉祥寺・高田馬場などを含んでおり非常に便利です。

2.大学内・付近の環境

早稲田から高田馬場へは歩いて20分ほどの距離で、道沿いに古書店、飲食店などが立ち並ぶ通りを歩きます(いわゆる「馬場歩き」)。
早稲田~高田馬場付近の飲食店としては、キャンパス周辺だと学生向けの安くてボリュームのあるメニューを多く提示しているものやお弁当屋さんなどがあります。高田馬場駅に近づくにつれてラーメン屋、居酒屋などの比率が高くなっていますが、女性もゆっくりできるカフェなども通り沿いにいくつかあるようです。大人数を収容できる居酒屋は多くが高田馬場駅付近にあるため、早稲田祭や新歓期には高田馬場駅ロータリーは待ち合わせの学生であふれます。

早稲田・戸山キャンパス内には生協の販売店舗、学食があり、早稲田キャンパス内にはコンビニもあります。早稲田キャンパスの学食はメニューも多く人気ですが、教室棟から少しだけ離れており、昼休みはとても混雑するというのもあって、コンビニでお昼を買って手軽にすませてしまう学生も多いようです。
早稲田キャンパス内では、食事をとったり会話したり勉強したりするスペースが7箇所に確保されており、ラウンジと呼ばれています。ラウンジの他に、キャンパス内で勉強するスペースとしては学生読書室(学読)・PCルームも挙げられます。学読の雰囲気は学部によって大きく違います。私がよく利用する政経学部の学読は、青山ゼミの高校生用自習室に少し似ていて個人用ブースがあり、読書室と銘打ってはいますが自習可能です(飲食・私語は禁止)。PCルームはキャンパス内に多く、研究室等も含めると学内のコンピュータ数は2万4千台以上になるそうです。22号館のPCルームは24時間開放で、22号館ホテルとの異名をとり、夜は終電を逃して転がり込む学生もいないわけではないようです。

上述の学生読書室では勿論読書もできますし、場所によっては本の貸し出しも行っています。そこの書架は大学図書館とリンクしていて、図書館で借りた本を学読に持って行けば返却手続きもしてくれます。大学図書館は各キャンパスにあり、私は早稲田の中央図書館、戸山の戸山図書館を利用しています。特に中央図書館は巨大ですし、蔵書の検索以外にも学術資料の検索・慶応義塾大学の図書館との連携など、利用できるサービスの種類も豊富です。

上記で挙げてきた様々な施設の他に、早稲田の周辺には大学と契約した多数の医院があり、そこで受診すると診療費のうち年間6万円まで戻ってくるシステムが機能していたり、戸山キャンパスにある学生会館という施設には、数百ものサークルの各部室・年会費2000円のジム・就活を支援してくれるキャリアセンターがあるなど、大学生活に関してきめ細かいフォローがされています。

3.大学の授業

早稲田大学では、授業は90分間、休憩時間は15分間(1‐2限の間だけ10分間)となっており、9:00からの1限で始まり、12:10〜13:00の昼休みを挟んで、21:25までの7限で終わります。とは言え、早大では、必修科目以外の時間割に関しては個人で自由に選択し、組み上げることができます。

必修科目の多さは学部・学科・学年によって大きく異なります。政経学部には政治・経済・国際政経の三つの学科があり、そのうち私が所属している国際政経学科は1・2年の必修科目数が最多の学科(1年前期の必修は最低12コマ/週)です。毎年絶大の人気を誇る某サークル発行の授業情報雑誌に寄れば「国際政経学科では必修の履修を死に物狂いで乗り切る過程で友情が深まる」とかそうでないとか(個人差大いに有り)。

具体的には「英語」「チュートリアルイングリッシュ(英会話)」「第二外国語」「経済数学入門」「ミクロ経済学入門」「ゲーム理論入門」「現代政治分析入門」「国際関係論入門」などの科目名が1年前期の必修科目として挙げられます。

必修地獄は2年生になると緩和され、2年後期では私が受講している必修科目は「英語」「公共哲学B」「現代経済分析入門」の以上、3科目4コマ/週です。ただしこれだけだと、在籍可能な最大年数(8年間)を通いつめても卒業必要単位数(124単位)に届きませんので、私の2年生の友人の多くは、シラバスを見て卒業までの時間割をざっと作り、その上で週8〜10コマを目安に時間割を構成しているようです。

時間割を組むにあたっては多くの学生が「いかに休日を増やすか」ということを考慮します。資格取得・語学習得・研究対象への接近などといった目標に沿って科目を選びつつ、できるだけそれらの科目の中から同じ日に行われるものを選んで、結果として授業無しの日を増やそうというものです。

休日の使い方は人それぞれですが、アルバイト・サークル活動などがあるようです。私の後輩(文学部1年)は上手く時間割を作って後期は週休4日制を堪能しています。

一方で、教員免許取得を目指す学生は教職専用の必修科目がさらに追加されるので、1限から7限まで大学に缶詰になることも有り得ます。また私のように好きな科目を取り漁り、休日の有無には比較的無頓着な学生もいます。そんな私の2年後期の時間割は以下です。

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
1限 フランス語 現在経済分析入門
2限 イスラーム研究応用 公共哲学B
3限 英語 フランス語 英語
4限 アラビア語 金融市場の変化と
金融機関
地域研究
(スラブ・ユーラシア)
フランス語
5限 イスラーム
地域研究応用
(パレスチナ)
フランス語
6限 アラビア語

知人には、政経学部の人間としては語学偏向気味で個性的な時間割だと時々言われます。

授業の形態は先生によって違いますが、大きなくくりとして「講義型」「演習型」の2つがあると言えます。

講義型は中学・高校の授業と同じで、先生による講義を聞くものです。上記の時間割では語学全般と「公共哲学B」「現代経済分析入門」などがこれに当てはまります。

演習型としては、私が今まで受講したものは大体「輪読」が中心でした。10〜25人ほどの比較的少人数で構成され、先生が決めた課題図書を全員で分担して精読し、自分が分担した箇所を授業中にレポートとして発表し、それに関してディスカッションをしたり、先生からの解説があったりします。上記の時間割では「イスラーム研究応用」などはこの形式ですし、政経学部では3年生から履修可能となる「ゼミ」も演習型です。

例外としては、少人数制の語学の授業があります。これは、4〜6人という超少人数のクラスを作り、そのひとつひとつにチューターが付いて語学の会話中心の授業をするもので、英語や中国語の授業を受けることができます。高校の英会話の授業などでもなかなかここまで少人数で会話をすることは難しかったのではないかと思いますので、この「チュートリアル」制度はとてもお勧めの科目のひとつです。

授業に対する評価も先生によって異なります。一般的には、試験結果、出席状況、課題提出状況、提出した課題の内容、授業への参加度といった要素によって決まるようです。出席を全く取らず試験一発で決めるという科目も、全出席者以外は問答無用で落ちるという科目も、とにかくまともなレポートを書きさえすれば単位をくれるという科目もあります。試験にも先生の個性がよく現れていて、必修なのに履修者の5割が単位を落とすという伝説の科目もあれば、ネイティブの方が担当する語学の試験でとにかくテンションが高ければ単位は大丈夫といった科目もあるにはあるようです。

とにかく好きな授業を受講できるというのが、私が大学に入って感じた最大の魅力です。必修も大変ですが、必修を乗り切った後には私のように趣味全開の時間割を構成することもできますので、2年の後期からは特に、とても充実した気持ちで授業に臨めていると感じています。

4.アルバイト

私の周囲には、様々なアルバイトをしている人がいます。多いのは飲食業と塾講師・家庭教師です。大学でもバイトを紹介してくれますし、生協でのバイトや、試験監督・研究用の実験への参加などの臨時バイトもあります。

5.サークル活動

上述しましたが、早稲田には本当にたくさんのサークルが存在します。大学公認のものは学生会館に部室を持ち、朝8時から夜10時までそこで過ごすことができます。

私自身は早稲田大学写真部に所属しています。写真部は早稲田祭という大学の文化祭で写真展を開いたり、その他にも学外ギャラリーを借りるなどして、年6回もの写真展を開催しています。学生会館には快適なサークル活動をするために専用の事務所があり、例えば音楽サークル系の人であれば練習室や譜面台を借りたり、会議のための会議室を借りたり、写真部の場合はフィルム写真の現像をするための暗室を借りたりするなどの手続きができます。大学に入って初めて覚えた暗室作業が楽しくて、休みの日は一日中暗室に篭もって写真を現像していることもあります。

総部員90名とも言われる環境の中で1年半過ごしてきましたので(レギュラーメンバーは30名ほどです)、早稲田における私の人間関係の大半はここで築かれたと言えます。

・・・それにしても、最初に部室を訪問したとき、部室の壁にところ狭しと貼られた部員の写真の中に、青山ゼミ出身の前畑憲吾先輩の顔写真を見つけた時は、本当に仰天しました。ゼミ出身者がいると分かってとても心強い気持ちになり、入部を決めたことを覚えています。今の私が写真部の友人達と毎日楽しく過ごせているのは、はい何を隠そう青山ゼミのおかげです。

6.留学・留学生との交流

早稲田大学の魅力の一つに、留学生が多いことが挙げられます。派遣留学などで、様々な国から早稲田へ留学生が来ます。政経学部、特に国際政経学科は留学生の比率が高いといわれていますが、所属学生は必ず一定期間国外に留学しなければならないという制度を持つ国際教養学部があるなど、大学全体としても早稲田から海外への留学を推奨しており、毎年多くの学生が一年または半期で留学しています。私には香港人、韓国人、アメリカ人などの知人がいますし、またイギリス、スウェーデンなどに留学中の日本人の知人もいます。

一年は無理だという人には、春休み、夏休みを利用して一ヶ月の短期留学をする大学主催のプログラムがあります。アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、イタリア、中国、韓国など対象国は様々で、一ヶ月という比較的手軽な形態であるからか、人気は高いです。

留学はちょっと・・・という人でも、大学内で留学生との交流を手伝ってくれる機関があります。最大のものはICCと呼ばれ、「イングリッシュアワー」「コリアンアワー」などと銘打って留学生と気軽に会話できるような時間を設けたり、留学生に日本の文化を教える会を開くなど、国際交流に力を入れているようです。その他、国際交流系サークル・国際ボランティア組織なども多く存在し、サークル・ボランティア活動を通して国際交流をしやすい環境があります。

以上、6点の要素から、早稲田での大学生活を説明してきました。早稲田大学での学生生活について、できる限り具体的なイメージを提供したかったので、早稲田の受験を考えておられる方々に少しでもリアルな早稲田を想像していただけていれば、とても嬉しいです。

ぜひ勉強を頑張って、合格を勝ちとって、そして早稲田に来てください。大隈講堂の前で野外飲み、通称「隈飲み」する学生達を横目で見ながら、お待ちしております。