ラ・サール高校合格に至るまで

aoki
ラ・サール高校 合格
青雲高校 合格
西南学院高校 合格
青木 隆宏(附属福岡中)

『ラ・サール高校』・・・誰もが一度は耳にする言葉だと思います。
私は正直な所、合格するとは思ってもみませんでした。しかし、そんな私を励ましてラ・サール合格へと導いて下さったゼミの先生方には、本当に感謝しております。深く御礼を申し上げつつ、これからラ・サールを目指す後輩達のために私が今まで何をしてきたのかを綴ろうと思います。

私は、幼いときは公文式に通っていました。4・5歳の頃からだったと記憶しています。叔父(青山ゼミ塾長)に連れられ、初めて公文式に行ったときのことは今でもよく覚えています。なにせ、「いい所につれてってやる」なんて言われてついて行ったのですから。素直過ぎたかなと思いますが、そこで身につけた計算・文章読解能力は今でも大いに役立っています。

小学生になっても、水泳と学校、そして勉強をバランスよくやっていました。今、同じことをやれと言われても十中八九無理でしょう。純粋に勉強を楽しんでいました。小学校2年生からは大手塾に入り、飛び級して一つ上の授業を受けました。しかし、公文式はやめていなかったので二重に勉強したことになります。ある時は学校を出て水泳に行ってから公文式に通い、またある時は塾に行ってその日の宿題を授業前に終わらせるといったことをしていました。すると、誰にでも起こりうることかもしれませんが、少し怠け癖が出てきます。それを直すのには苦労しました。

小学3年生からは公文式をやめ、ゼミに通いました。ゼミでも一つ上の授業を受けましたが、大手とは違い馴染みやすかったです。それは、やはりゼミの少人数のクラス編成や暖かい雰囲気のおかげでした。ゼミではライバルもできました。(まあ、こちらの一方的な思い込みなのですが。)でもゼミでは、大手のマンネリ化した授業とは違い、学ぶことの楽しさが実感でき、勉強がかなりはかどったと思います。私はこれこそゼミの最大の強みではないかと思います。

また、小学3・4年生の頃、本を読み始めました。公文の時間が空き、ゼミに通うようになると家にいる時間も少し増えたからです。そのとき読み込んだのは小説(ハリーポッターなど)や歴史の漫画でした。一度好きになるとどんどん読んでいけます。余談ですが、ゼミでもよく本を読めと言われます。本を読むことで、文章に使われている単語・漢字・文の構成などがわかるようになります。私は国語が得意でしたが、この時期にたくさん本を読んだから得意になれたのかもしれないな、と思います。

小学4年生からは、ほとんど毎日、学校帰りにゼミに自習に来るようになりました。ゼミの自習室は基本的にスタッフが常駐していますから、気兼ねなく質問にいけます。大きな塾では先生一人に対する生徒の数が多いのでこんなことは滅多にしてもらえません。自習室がない塾も存在します。私は一週間のほとんどをゼミで過ごしていたので、ゼミに週に6日来いと言われても苦になりませんでした。これもゼミの利点です。

このことを思い返せば、自分は少しおかしかったのかと思ってしまいますが、いったん自分が慣れてしまえば何ともないのです。「洗脳」・「自己暗示」といったところでしょうか。これは、意外と効果がありますしオススメです。

例えばこういうのはどうでしょう。もし、寝る前に英単語を「10個覚えてから寝る」と決めたとします。でも、なかなかできない。なら一旦自分を強制された状態に置きましょう。ゲームを誰かに自分から預ける・・・いろいろなところに自分がそのことを頭に置くように張り紙をする・・・やり方や内容は人それぞれですが、それを2・3日続けるだけで「あ、なんてことない」と思うようになります。まんまと自分を騙しおおせたわけです。

小学5年生からは、授業に加えて、土・日にゼミの自習室で最低でも8時間ほど勉強していました。上のレベルに到達するほど、能力だけではどうしようもなくなります。このように時間をかけて勉強することも大切だと今になって思います。

中学校は附属中学校に進学しました。中学校生活は附属小からの持ち上がりの友達が多かったので友達に困ることはありませんでした。受験とは関係ないように思えますが、私にとって友達はとても大きな位置を占めていました。

勉強方法についてですが、「自分の勉強法がわからない・・」という人は多いのではないでしょうか。また、いろんな合格体験記や勉強法が載った本を読み漁った人もいるでしょう。「じゃあ、お前はどうやったんだ」と聞かれれば、不十分にあいまいにしか答えられないと思います。なぜなら、これは私専用の勉強法だからです。

アドバイス程度に書きますが、中学受験をする人は小学4年生から、高校受験がある中学生なら1年の頃から勉強を始めましょう。自分の勉強法・スタイルなんてものは、自分でいろんなことや方法を試すしかありません。もちろん少しずつでいいのです。ストレスは勉強に大きくかかわります。私はやることをやっていれば遊んでもいいと言われていたので、適度に遊んでいました。おかげでほとんどストレスは感じていませんでした。

なるべく自分の周りで同じことをしている人が参考になると思います。その人のノートや試験前にやっていることを真似してみる・・・というのもいいかもしれません。ただ、本当に自分が気兼ねなく成果が上がり、続けられるものにしましょう。要は効率を上げたいのです。そのために早くから始めるのですから、何の心配もいりません。時間をかけ、焦らずしっかり見つけましょう。

自分のやり方が確立できている学生は、何事もさらっとこなしていきます。最低限の勉強で理解できるからです。でも、それはその人が自分のスタイルを知っているからに他なりません。最初は皆真っ白な状態です。そこからは「自分がどのような教育を受けたか・自分でどれだけ動いたか」の合計で決まります。だから1秒でも早く始めなければいけないのです。

さて、ラ・サール合格に一番影響があった中学3年生のことを書きます。

最初は、中学1年生の終わりごろから、ゼミの先生に薦められ、ラ・サール対策として数学の少し難しめのテキストを解いていました。本格的に10月からラ・サール対策を始め、久留米附設出身の先生2人に、個別指導でついて教えていただきました。内容としては、

・センター対策用即戦ゼミ(英頻)
・難関高校数学対策700問
・発展的理科
・発展的社会
・ターゲット1400
これらを終わらせることでした。高校入試対策というよりも、大学入試が受けられるレベルの勉強をしなければならないため、本音を言うと最初は弱音を吐いていました。しかし、ラ・サール対策だけに専門の先生を2人も付けてくれたゼミの先生方への感謝の気持ちはいつも自分の心の片隅に必ずあったので、「やるしかない」と覚悟を決めました。

英語は覚えることのみでした。知らない文法は覚える、知らない単語も覚える。言語なので多少は勘が効くのがせめてもの救いでしょう。特に単語は各まとまりごとに、必ず3ステップ踏んでいくことにしました。

1、まず見る。(どんな単語か、品詞の種類、特徴を読む。ここである程度覚えることも大切です。)
2、ターゲットを見ながら、裏紙に書き出す。あらかじめ日本語は自分で書いておき、その横に書いていく。
(手に馴染ませましょう。長い単語などはあまり書いたことはないはずです。書くことで英語独特のつづりの雰囲気がわかってきます。)
3、日本語だけを書いたものを用意し、ターゲットを見ずに書いていく。
(2、のコピーをよく使用しました。本格的にアウトプットしましょう。)
また、ターゲットには例文も載っているので、使い方がイマイチイメージできないならば参考になります。単語を覚えることに対する抵抗感だけはもってはいけません。どんなことでもそうですが、マイナス思考は記憶を鈍らせます。

英頻は、2回行いました。1回目は、1ページごとにガムシャラにぶつかりました。わからないことは横に辞書を置き、引きつつも先生に習いました。英頻は文法がらみなので、先生に付いてもらった方がいいでしょう。もし、そういう勉強がしたい人・難関を目指す人は先生に言えばどうにかなります。それがゼミの強みだと自信を持って言えます。

2回目は先生に絶対に出ると思われる所をピックアップしてもらい、そこだけを集中的につぶしました。数も搾ってあったので、丸暗記が可能でした。そうやって直前は対策を立てることも重要です。

数学は3回繰り返しました。1回ずつ間違った所、完全には納得できてない所に印を打ちます。次からはその印の所だけをやるようにします。何回もやると前回全くわからなかった所の解法がパッと思いつきます。どうしようもなければ高校内容のやり方を習っても構いません。他の受験生は高校内容の学習などの少し難しめの内容をやっていることが多いです。そうやって今までに習ったことがなかった公式や、自分で簡単にした解法は記録しておくといいです。

理科と社会はデータや知識の勝負です。統計・ニュースは最新のものを手に入れておきましょう。内容がわからなければ納得するまで諦めないでください。知識は正確に覚え、整理しておきましょう。理科で言えば、指示薬とその反応・化石の年代など紛らわしいものもあるので必ず自分だけの覚え方を作って下さい。社会で言えば年号だとかは聞いたまま覚えるのはオススメしません。最低でも自分で吟味して下さい。

国語は、読書量に自信があれば、あまり気にしなくても大丈夫です。ただし、文法と漢字と古文単語はやる必要があります。私もラ・サール入試直前に文法をかなり復習しました。

だいたい以上です。皆さんの参考になれば幸いです。
あと1つ付け加えるなら、青山ゼミでは「自分から動く」ということが大切です。勉強も自分から聞きに行ったり、足りない所をプリントでもらったり。キャンプにもできるだけ参加して、色んな学年と交流を広げてみてはどうでしょうか。ゼミの先輩方は優しい方ばかりです。

私がここまで来れたのもゼミの先生方、アドバイスをくれた先輩方、支えてくれた両親、そして何より一緒に頑張ってきた中3のメンバーのおかげだと思います。今まで本当にありがとうございました。