檄文

こんにちは。青山ゼミの久保です。

中3のみなさん、公立入試お疲れ様でした。
試験の手ごたえについては、いろいろ思うところがあると思いますが、まずは、受験の疲れをとってください。

さて、入試が終わると、いよいよ次の季節がやってきます。

毎年、季節講座のお知らせには「檄文」を載せております。
今年度の春期講習のお知らせも、もちろん檄文を載せておりますが、
今回は、前畑先生が書いてくれました。
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前畑先生は、ゼミの卒業生(第9期)でもあり、現在はゼミに就職して英語などの授業を担当しています。
また、百道中学→修猷館高校→早稲田大学(政治経済学部)という実績を持っています。
ゼミで勉強をしてきたからこそ、受験を経験したからこそ書けるんだなという素晴らしい文章で、「すごいなぁ〜。良くこんな文章が書けるなぁ〜。」と感心させられました。

是非、みなさんもご覧になって下さい。
きっと、心に響くものがあると思いますよ!

<檄文>

青山ゼミ生へ 〜先輩からのメッセージ〜

前畑 良太(第9期卒業生)

私はこの青山ゼミで君たちと同じように生徒として、学生生活を送った。
今回は、学生時代を思い出し、青山ゼミの先輩として君たちに伝えたいことがある。

1. 早く帰りたがる君へ
勉強疲れた。遊びたい。早く帰りたい。そういう怠け心が勉強の最大の敵だ。宿題あ
と何ページだろう。何時間勉強したかな。そう考えること、それが負けの始まりだ。
私は中学が始まる少し前に青山ゼミに入塾した。周りは中学受験を青山ゼミで経験し
た生徒たち。彼らは勉強をするのが当たり前だった。彼らとゼミで勉強するうちに、
私も勉強をするのが当たり前になっていった。
この当たり前になるというのが大事だ。要するに、勉強が習慣になったのだ。習慣に
なるということは、その行動をとることを疑問に思わなくなるということだ。
だから勉強を嫌だ、サボりたいという気持ちが生じにくくなる。はじめはキツイかも
しれない。嫌かもしれない。だが続けることで、勉強を当たり前のことにしてしまう。
それが、怠け心に勝つ第一歩だ。
早く帰る友達と一緒に帰るのではなく、残る友達と一緒に残ろう。「授業が終わった
ら帰る」という当たり前を、「残って勉強する」のが当たり前、に変えよう。

2. 言い訳ばかりする君へ
君を見ていると、入塾したばかりの頃の私を思い出す。あの頃の私は言い訳ばかりし
ていた。「言い訳するな。」この言葉を塾長と金山先生に散々言われた。そのおかげか、
いつからか言い訳することを非常に格好悪いことだと思うようになった。
言い訳をするということは、反省をしていないということだ。
それでは人間の器が大きくならない。
まだ気づいていない君に早く気づいてほしい。

言い訳は格好悪い。

3.失敗を恐れる君へ
青山ゼミが教えるのは勉強だけではない。
私は中学生の時に生徒会副会長をした。きっかけは、塾長に勧められたからだ。深く
考えず、勢いだけで立候補したようなものだった。人前に出ることがもともと得意な
人もいるが、私はそうではなかった。だから、副会長になったあとの、最初の全校生
徒の前での挨拶はひどいものだった。緊張で足は震え、スピーチは噛みまくり、途中
声が裏返るようなこともあったと思う。散々だった。
だが、その失敗が私にあることを教えた。
その後私は修猷館生になり、文化祭でアカペラをした。バンドもやった。ヨット部の
キャプテンにもなった。運動会では、一番の大舞台である応援コンテストの幹部(大
幹と呼ばれる)をした。それでも人前に立つことは今も緊張する。足が震えることも
ある。
私が中学の失敗で学んだことは、「それでもいい」ということだ。
人前にでて、失敗しても大丈夫だと思えるようになった。失敗を恐れてオドオドする
くらいなら、堂々と失敗したほうがいい。そっちのほうが気持ちいい。それを、あの
残念なスピーチで学んだ。その残念なスピーチを今も覚えているのは私自身だけだ。
あの頃の友達は誰も覚えてはいない。
つまり、失敗するなら今のうち。失敗して、学ぼう。

4.頑張れない君へ
「あいつに負けたくない。」この気持ちはとてもやる気になる。幸運なことに、私に
は学力が拮抗しているライバルがいた。当然のことだが勝つとうれしいし、負けると
悔しい。勉強に限らず、そういう気持ちは原動力になる。もし君に負けたくない相手
がいたら、一方的でかまわないからそいつをライバル視しよう。そいつに勝つことを
目標にしよう。目標があれば頑張れる。

最後に…みんなへ
私はこうやってきたから、修猷館高校にも、早稲田大学にも行くことができた。そし
て今、青山ゼミで教わってきたことを、みんなに教えることができる。
ただ、覚えておいてほしいのは、私にできるのは君の背中を押すことだけだ。
頑張るのも、結果に泣くのも、笑うのも、すべて君自身だ。
春という心機一転できる良い機会だと思い、こうして書かせてもらった。
青山ゼミの先輩として、そして青山ゼミの講師として、君たちの成長を応援している。

やるしかない。頑張れ!